BUXファインスクエアカットモデルにしか獲れない魚がいる。
ファインスクエアカットはデイトナに採用しているが、デイトナの場合スレに対応するために小さなシルエットで肉厚にしている。これとは逆に、大ぶりで動きを強調したい状況があるのも渓流という場所の特殊性である。たとえば大雨後の濁りからササ濁りになって数日間、トラウト達が餌を摂れないでいたポイントに朝イチで入釣した場合などが挙げられる。このような場合こそ大きなシルエット派手目カラーでの一発勝負である。「大物は初投に来る」と先人は言った。本流の大きくうねる深瀬、大岩の両サイドから落ち込んだ流れが再び合流するY字パターン収束部の超一等ポイントに定位するモンスター狙い、支流と本流のきれいな水と濁った水が合わさる流れ込み等々。同シルエットで3ウエイトの本シリーズ、フォーリング時間も思いのままである。ぜひとも酷使されたし。
BUX Fine Square Cut Model
14.3g/16.3g/18.3g
(同形3ウェイト)